目次
ライトショアジギング用リールの選び方
まず最初にライトショアジギングやショアジギング用リールを選ぶ際のポイントを押さえておきましょう。
岸からの投げ釣りであるショアジギングでは「飛距離」と「軽さ」が求められます。
ところが、この「飛距離」と「軽さ」はリールを選ぶにあたって相反する要素。
飛距離を稼ぐには糸を巻くスプールの直径が大きいほど有利です。
ところが、スプールの径が大きくなるとリールが大きくなり、重量が増してしまいます。
どれだけの数を投げたかが釣果を左右すると言われるライトショアジギングにおいて、連投するには軽くないとすぐに体力を消耗してしまうので、大きければいいという訳にはいきません。
ライトショアジギングに適したリールの番手は一般的に3000番から5000番と言われていますが、単純に同価格帯であれば3000番、4000番などの「番手」が大きくなるほど重くなるので、出来るだけ小さい番手のほうが特に初心者にはおすすめです。
※リールの番手には共通の規格のようなものはない為、メーカーによって同じ番手でも大きさが異なります。
ライトショアジギング用リールのおすすめランキング8!
ダイワ レブロス 3012H
実売価格約7,000円弱
番手 | 自重 | 巻取長 | 最大ドラグ力 | PE巻糸量 | ギヤ比 |
3000番 | 295g | 95cm/ハンドル1回転毎 | 6kg | 1.5号-200m | 5.6 |
ダイワ EM MS 3012H
実売価格約16,000円弱
番手 | 自重 | 巻取長 | 最大ドラグ力 | PE巻糸量 | ギヤ比 |
3000番 | 250g | 95cm/ハンドル1回転毎 | 7kg | 1号-280m 1.5号-200m |
5.6 |
ダイワ エクセラー 3012H
実売価格約10,000円弱
番手 | 自重 | 巻取長 | 最大ドラグ力 | PE巻糸量 | ギヤ比 |
3000番 | 315g | 95cm/ハンドル1回転毎 | 7kg | 1号-280m 1.5号-200m |
5.6 |
ダイワ セルテート 3012H
実売価格約40,000円弱
番手 | 自重 | 巻取長 | 最大ドラグ力 | PE巻糸量 | ギヤ比 |
3000番 | 270g | 95cm/ハンドル1回転毎 | 7kg | 1号-280m 1.5号-200m |
5.6 |
シマノ ナスキー 4000XG
実売価格約11,000円弱
番手 | 自重 | 巻取長 | 最大ドラグ力 | PE巻糸量 | ギヤ比 |
4000番 | 295g | 99cm/ハンドル1回転毎 | 11kg (実効6kg) |
1号-500m 1.5号-320m 2号-210m |
6.2 |
シマノ サハラ 4000XG
実売価格約7,000円弱
番手 | 自重 | 巻取長 | 最大ドラグ力 | PE巻糸量 | ギヤ比 |
4000番 | 295g | 99cm/ハンドル1回転毎 | 11kg (実効6kg) |
1号-500m 1.5号-320m 2号-210m |
6.2 |
シマノ アルテグラ 4000XG
実売価格約14,000円弱
番手 | 自重 | 巻取長 | 最大ドラグ力 | PE巻糸量 | ギヤ比 |
4000番 | 285g | 99cm/ハンドル1回転毎 | 11kg (実効6kg) |
1号-500m 1.5号-320m 2号-210m |
6.2 |
シマノ リール 13 バイオマスターSW 4000XG
実売価格約21,000円弱
番手 | 自重 | 巻取長 | 最大ドラグ力 | PE巻糸量 | ギヤ比 |
4000番 | 310g | 99cm/ハンドル1回転毎 | 11kg (実効5.5kg) |
1号-500m 1.5号-320m 2号-210m |
6.2 |
ライトショアジギング用リールはダイワやシマノか?安いのは?
ショアジギング用リールのおすすめはやはり2大メーカーであるダイワやシマノのものです。
最近は聞いたことの無いメーカーであっても、安くて精度の良いものが出てきているようです。
ただ、初心者であればなおさら、最初に揃えるのは信頼のおけるメーカーのものにしましょう。
見知らぬメーカーのリールだと、レビューのいいリールを購入しても外れの個体に当たってしまう可能性が高くなり、糸が絡むなどのライントラブルを起こす原因になりかねません。
シマノやダイワのリールであれば、6,000円前後出せば必要十分な性能のものが購入できますので、あえて最初から冒険する必要はありません。
ライトショアジギング用リールに使える番手やサイズは?
ショアジギングには3000番~5000番が適していると言われます。
最初は3000番で全く問題ないので、特に一緒に釣行してくれるベテラン釣り師がいない限り、3000番を選んでおけ良いでしょう。
ライトショアジギング用リールはスピニングかベイトか?
ライトショアジギング用のリールはスピニングリールにしましょう。
ポイントは初心者でも飛距離を稼げるという点です。
飛距離を競う大会などでは、スピニングリールよりベイトリールのほうが好記録が出ているというような話も聞きますが、トラブルが少なく安定して飛距離を出せるのは断然スピニングリールです。
釣り動画などを見ていても、ベイトリールでショアジギングをしているのはほとんど見かけたことがありませんしね。
ライトショアジギング用リールはハイギヤが良いのか?
小型中型をメインターゲットにするライトショアジギングでは、特にハイギヤのリールがおすすめです。
ハイギヤはハンドル1回転あたりの糸巻量が多いので、ルアーを早く巻けます。
遠投したときに他の場所でナブラ(=小魚の群れが大きな魚に追われて水面を跳ね回ること)がわいた状況で、いち早くルアーを回収して投げ直すことが出来ます。
リールによりますが、ハンドル1回転で20cm~30cm近く変わってくるので、1秒を争う時合を逃す確率を減らせるメリットがあります。
ただ、その分魚が大物になるほど巻取時のハンドルが重くなります。
自転車に例えると、坂道を重いギヤで登るような感じですね。